手の甲のシミを取る方法を知りたいと願っている人は多いけど、皮膚科へ行くとなると、おっくうになって、そのままにしていませんか?
では皮膚科で手の甲のシミを取る方法は、どんなものなの?
そして費用はいくら?どんな治療内容なの?保険適用はできる?
そんな疑問を解消して一歩前に進んでみませんか。
手の甲のシミができるメカニズムと原因を探る
そんなあなたに、まずシミのできるメカニズムと原因から説明してみますね。
外出して紫外線を浴びるなどから、皮膚の中のケラチノサイトに異常が起きます。すると作られたメラノサイトが刺激されることで、メラニン色素が過剰に作られます。
本来ならターンオーバーで押し出されるはずのメラニンが、増えすぎたため、押し出されずそのまま居座ることで、シミができてしまいます。紫外線・加齢や摩擦といった外的要因や、ストレスやホルモンバランスの乱れといった内的要因が、肌にシミを作ってしまうのです。
手の甲のシミを消す方法!皮膚科での治療内容・保険適応・価格
原因が分かったところで、シミをなくす方法としては、どんなものがあるのでしょう。
まず手の甲のシミを取る方法として、皮膚科に行くことで、短時間でシミを取ることが可能です。
手の甲のシミを消す方法・皮膚科のレーザー治療とは?
皮膚科では、Qスイッチレーザーという、シミ取り専用のレーザー治療が行われて、これは範囲の狭いシミに効果があるため、シミを取る治療として広く知られています。
治療内容は、レーザーでシミを焼いてメラニンを分解します。そして、治療箇所がかさぶたになって、剝がれて落ちると、キレイな肌になっているのです。
<手の甲のシミを皮膚科レーザー治療する際のメリット・デメリット>
でも、すぐにシミはなくなるというメリットもありますが、デメリットもあります。
レーザーで焼くので、肌の状態が悪くなることもあり、治療した後は日光に当たって紫外線を浴びると、シミが濃くなることもあるために注意が必要なのです。
どんなことにもメリットがあればデメリットはあります。
最後は自分で選択したやり方で満足できれば良いですよね。
手の甲のシミを消す方法・皮膚科は保険適応される?
そして費用面を見てみると、まず考えるのは、保険適用できるかどうかですが、結論として保険適用外です。
保険適用というのは医療目的のときに使われるもので、シミ取りは美容目的とみなされるため、自費診療となります。
しかし例外もあって、火傷をしてシミができたときなど、医療とみなされる場合もあり、そんなときは保険適用されることもあります。
それは医師が判断することなので、詳しくは皮膚科で尋ねてみてくださいね。
手の甲のシミを消す方法・皮膚科でハイドロキノンの処方のケースも
シミをなくす方法は、皮膚科で処方される薬を塗ることでも可能です。
ハイドロキノンは、塗ると無色にすることができ、漂白効果がある成分です。
もうひとつトレチノインという成分があり、ターンオーバーを促進する効果があり、ハイドロキノンと一緒に使うことで、相乗効果があります。
これも、皮膚科で相談して使用してくださいね。
手の甲のシミを消すために有効な成分ビタミンC誘導体とは?
ビタミンC誘導体という言葉を、聞いたことがありますか?
手の甲のシミを取る方法として、皮膚科でも使われている、ビタミンC誘導体が有効なのですが、どんな成分なのでしょう。
シミや毛穴の開きにビタミンCは効果があるのですが、酸化しやすく成分が壊れやすいという欠点がありました。
しかも皮膚に浸透しないという最大の欠点もあるのです。
そこで人工的に改良を重ねることで、作りだされたものがビタミンC誘導体です。
改良されたことで、肌に浸透してからビタミンCに変化するので、安定した効果を得ることができるようになったのです。
ビタミンC誘導体が手の甲のシミを消すために効果があるワケ
ビタミンC誘導体は、手の甲のシミを消すための効果がこんなにあります。
- 真皮層でコラーゲンを増やす効果がある。
- メラニンの生成を抑制する効果がある。
- 血行促進効果があるためターンオーバーを正常に戻す効果がある。
シミができない肌にすることで、効果を得られるのですね。
皮膚科では、ハイドロキノンとの併用など、個人に合わせて処方してくれます。
手の甲のシミを取る方法 まとめ
手の甲のシミをとる方法は、皮膚科でレーザー治療を受けることで、短時間でシミを取ることが可能でした。
でも保険適用がないので費用は自費診療になります。
皮膚科ではレーザー治療以外にも、塗り薬があります。
ハイドロキノン・トレチノイン・ビタミンC誘導体が、手の甲のシミを消すために有効な成分です。
医師と相談して納得のいく診療方法を選びましょう。